犬との散歩は基本的に1日3回。朝長めの散歩、仕事が終わって帰宅してから晩ご飯までの間も長めの散歩

犬との散歩は基本的に1日3回。朝長めの散歩、仕事が終わって帰宅してから晩ご飯までの間も長めの散歩、そして夜9時前後に自宅周辺を軽く廻る程度の散歩。この生活パターンになってもう2年近くになる。今の犬は我が家の2代目。2年前に里子として1歳の時に我が家に貰われてきた。前の家では子どもがまだ赤ん坊で手がかかるのに、運動量の多いラブラドール犬は少々手に余り手放したようだ。そんな訳で毎日充分な散歩に連れて行ってもらえなかったようだった。その里子の犬カーチャは、我が家に来た当初は足腰がとてもか細く、ラブラドールにしてはとてもきゃしゃで小柄な犬だった。
我が家に来てからというもの、カーチャは毎日たっぷりの散歩につれて行った。散歩の習慣がなかったせいか、当初は人間に付いて歩くという事が全く出来ず、ただひたすら引っ張り好きなところへ全力で走って行こうとする。一緒に歩く人間の事なんか全くお構いなしなので、私の腕は引っ張られるリードを押さえるため常に全力で握っていなければならない。御陰でしばらく腕や肩が筋肉痛で痛んだものだった。
我が家は歩いて5分もすれば商店街に行ける住宅街にある。夜の散歩はなるべく明るい道を行きたいので、人気の無い商店街を終わりまで歩いて引き返してくるというのがひとつのパターンになっている。静まり返った商店街の歩道の上をのんびりとカーチャと歩いていると、2年前まで一緒に暮らしていた先代犬のカラとの最後の1年間の事を思い出す。
カラはカーチャがやってくる半年前に12歳半で亡くなった。同じくラブラドール犬で、やはり散歩が大好きな犬だった。カラとは約10年間、街から遥かに離れた農村地帯で暮らし、最後の1年を今の街中の住居で生活を共にした。
カラが10歳になるころには、農村地帯の単調で変化のない散歩コースに飽きたのか、それとも体が弱ってきていたのか、家を出て5分もすると帰ろうと私の顔を見る。日に3度散歩に出かけても30分も歩かない生活になってしまった。
ところが街中に引っ越してからは、毎日の散歩コースは変化に富むため、カラはそれまでが嘘のように歩くようになった。特に夜に人気の無い商店街をのんびりと歩くのが大好きだった。とぼとぼと街頭で照らされた人気の無い歩道を、のんびりとしたペースで歩くカラ。今思えば、犬生の残りがもう後わずかだと知っていたのか、毎日の散歩を堪能しているように思えた。
今こうしてカーチャと同じ夜の商店街の歩道を歩いていると、なんだかカラが生き返って、しかもパワフルに若返ってやってきたような気持ちになる。私もカーチャのあふれ返るエネルギーに触れ、何だか少し若返ったような気持ちになった。

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